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早期自立型低強度埋め戻し材

技術情報

早期自立型低強度埋め戻し材

TAC技術情報 I-020001

施工性に優れてた2液型の埋め戻し用充填材
概  要
 早期自立型低強度裏込め材は、2液型の埋め戻し用充填材です。一般に埋め戻しに使用されるエアモルタルや流動化処理土と異なり、早期に強度が発現し、1~3日で打設場所上の通行および作業が可能となります。
早期自立型低強度裏込め材配合例(1.0m3当り)
A液 B液
材料名 硬化材 助材 起泡剤 安定剤 空気 塑強調整剤
品 名 タックメント TAC-βⅡ TAC-2号 TAC-Re 清水 空気量 TAC-3G
配合① 120 kg 80 kg 0.5 kg 2.0 kg 737 L 143 L 50 L
配合② 150kg 727L
配合③ 180kg 718L
お客様のメリット
  • 打設13日後で、洪積粘土相当(N=815qu =100200kN/m2)の強度を発現するため、早期に埋め戻し材上の通行および作業が可能です。また硬化材量が少ないため、打設後強度が増進しすぎることなく、再掘削を行う場合の負担を低減することができます。
  • 2液型であるため、1,000m以上の相当距離までA液とB液をそれぞれ圧送、先端で混合・ゲル化させることができます。
A液性状および一軸圧縮強度測定例 (気温・水温20℃養生)

ケース

A液性状 A液+B液性状 一軸圧縮強度 (kN/m2)
単位体積重量 (t/m3) フロー値 (mm) 1日 3日 7日 14日 28日
配合① 0.99 445 160 200 290 330 400
配合② 1.01 425 190 280 360 470 550
配合③ 1.03 405 270 400 480 650 750
【参考】埋め戻し材の変形係数:E= ( 0.32 × σ 28 (kN/m2) ) – 10 124 246 MN/m2
特  徴
  • A液のみの性状で、単位体積重量約1.0 t/m3、フロー値420 mm前後と流動性がよく、圧送性に優れています。
  • 打設13日後で100200kN/m2と、一般に埋め戻しに使用されるエアモルタルや流動化処理土と比較して早期に強度を発現します。
  • シールド工事の裏込めプラントを設置済みの場合、硬化材量を調整することで簡単にご使用いただけます。
タック裏込め材標準配合例
A液 B液
硬化材 助材 起泡剤 安定剤 空気 塑強調整剤
タックメント TAC-βⅡ TAC-2号 TAC-Re 清水 空気量 TAC-3G
230 kg 80 kg 0.5 kg 2.3 ㎏ 724 L 143 L 50 L
調整

早期自立型低強度裏込め材配合①
120 kg 80 kg 0.5 kg 2.0 737 L 143 L 50 L
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