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多孔質エアミルク

技術情報

多孔質エアミルク

TAC技術情報 I-017003

強度を選べる低比重の中詰め充填材
概  要
 スラリー状のセメントミルクに発泡させた気泡を混入して作られた材料をエアミルクと言います。
 従来のエアミルクは、気泡混合率70%を超過すると消泡により形成できないため、超速硬系セメントなどを利用していましたが、施工性に課題がありました。
 タックは、シールド工事用裏込め注入工法であるNEO-TAC工法をベースに密度0.4g/cm3以下(気泡量70)の多孔質エアミルクを開発しました。軽量盛土、管充填、裏込め注入、空洞充填など多くの土木工事で利用可能な材料です。
 
充填材1m3当たり配合 (密度0.37g/cm3)
 
セメントミルク(205L 気泡(795L
品名 特殊 硬化材 混練水 安定剤 塑強調製剤 起泡剤 調整水 空気量
タックメント WB TAC-Re TAC-3G TF-H W2
数量 179kg 142L 0.4kg 6L 1.6kg 38L 755L
 
お客様のメリット
○ セメントミルクと気泡が主体となるため、経済性に優れます。
○ 混合する気泡によって多孔質性が高くなり、人力掘削可能な強度を確保でき、掘削量が低減できます。
基本性状
項 目 生比重測定 フロ-値測定
試験 ケース 気泡添加前 気泡添加後 気泡添加前 (直後) 気泡添加前 (3h後) 気泡添加後
測定値 1.61 0.37 395 mm 295 mm 200 mm
規格値 1.61±0.05 0.37±0.05
   
一軸圧縮強度 (形状寸法 φ 5×10cm、養生方法 封緘20℃養生)
 
材齢 一軸圧縮強度
7日 平均 0.03 N/mm
28日 平均 0.04 N/mm
I-017003-1
○ 材料配合による強度選定が可能です。
I-017003-2
気泡混合量による強度変化
(W/C = 79.3%)
I-017003-4硬化材配合量による強度変化
(気泡混合量:79.5%)
○ ベースであるセメントミルクに気泡を混合するシンプルな混練フロ-のため、施工性に優れます。 技術情報一覧へ
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